Snow Manのファンとしてバラエティ出演も楽しみにしていますが、松竹芸人を追っかけていたときに、なすなかにしのことも若手時代から見てきました。最近はテレビで見る機会も増え、彼らがテレビで見せる“安心感のある空気”には何度も救われてきました。
そんななすなかにしがSnow Manと共演するときに生まれる空気は、何とも言えない“安心感”があります。騒がしくないのに面白く、見ていてホッとできる組み合わせです。
今回は、この2組がなぜこれほど相性がよいのか、ファン目線で分析してみました。
①距離感のとり方が絶妙
なすなかにしは、2001年結成で芸歴20年以上のベテランコンビです。とくに中西さんの聞き役としてのバランス感覚と、那須さんの柔らかい語り口が特徴的で、トークに「圧」がないのが魅力です。
Snow Manのように人数が多くキャラが立っているグループの場合、芸人が強く前に出すぎるとトーンがぶつかってしまうことがあります。しかし、なすなかにしは“出すぎず引きすぎず”の絶妙な距離感を保っていて、メンバーの自由な空気を壊すことなく、しっかりとリアクションを添えることで安心感を与えています。
この「安心して任せられるけど、ちゃんと絡んでくれる」というバランスが、Snow Manとの共演での穏やかな空気を生み出していると感じています。
②“空気を読む笑い”が得意な共通点
Snow Manのバラエティ力は、声を張り上げたりツッコミで畳みかけたりする“勢いタイプ”ではなく、その場の空気をしっかり感じながら笑いを作るスタイルです。
なすなかにしも“空気の芸人”で、大声で笑いを取るより「ちょっとしたズレ」や「空気の緩み」に優しくツッコんだり拾ったりしています。
なすなかにしもSnow Manも「無理に盛り上げようとしない」笑いの作り手なので、共演時は笑いのテンポや温度が合っているため、見ている側としても安心感と心地よさを感じます。
③いじり方・返し方に“やさしさ”がある
Snow Manの“バラエティー担当”と言われている向井くんや佐久間くんが自由に振る舞っていても、なすなかにしはニヤッと微笑みながらやさしく拾ってくれます。
過度にイジったり笑いを奪ったりせず、あたたかく受け止めて返すため、テレビを見ていてもストレスがなく、ほのぼのとした雰囲気が伝わってきます。
とくに“勢いのあるイジリ”が苦手な人にとって、このやり取りはありがたく感じられると思います。お互いが笑わせ合うのではなく、“気づいたら笑いが生まれている”自然なやりとりが魅力的です。
④安心感のある“まとめ役”ポジション
Snow Manは個性が強く、時にはワチャワチャした空気になることもあります。そんな時、なすなかにしのような“さりげなく場を落ち着かせるまとめ役”がいると、一気に空気が整います。
ガチガチに仕切るわけではなく、必要なタイミングで話を整理し、雰囲気をやわらげる力が自然に備わっているのがなすなかにしの強みです。
この“寄り添うようなMC力”があるからこそ、Snow Manは自分たちらしさを保ちながら自由に振る舞うことができます。裏方のようでいて、とても重要な役割を担っています。
まとめ:自然体の笑いが生まれる、最強の組み合わせ
なすなかにしとSnow Manは、年齢も立場も異なりますが、
- うるさすぎず、でも確実に面白い
- 空気を読み合いながら自然な笑いを作れる
という本質的な共通点が多いコンビ&グループです。
芸人×アイドルのバラエティ共演の中でも、ここまで安心感のある空気を作れる組み合わせは珍しいなと思っています。
だからこそ、推しと推しが共演するときの“安心して見ていられるあの空気感”は、何度でも味わいたくなります。
視聴者にとっても、ファンにとっても、安心して笑える貴重な関係性だと感じています。
テレビ局の方々、絶対幸せな時間になると思うので、是非なすなかにしとSnow Manの番組作ってください!!